三つのお願い
登場人物 イツ花
熊祖権現(ペアルック教神社 男神)
木曽ノ春菜(ペアルック教神社 女神)
とある村はずれに建立されているペアルック神社。
大ボケなイツ花は、ペアルック教の意味もわからず、
神社にお賽銭をなげ、両手をパンパンとたたき、目を
つむって、手を合わせる。
(ガランガラン←神社の鈴の音)
イツ花:神様、どうぞ、今年こそ、きっかわさん一族が
朱点童子をバァ―ンとォ! 倒しますように!
それと・・・今年こそ!イツ花に素敵な彼氏が
できますように!
(突然ポワワ〜ンと、熊祖権現神サマと、木曽ノ春菜
神サマが、イツ花の頭上に出現するが、目をギューっ
とつむっているイツ花、全く気付かない。)
熊祖権現:ふざけとんな・・・・・。
木曽ノ春菜:ほんま、ふざけとるわっ!朱点童子倒す
っちゅ―願いだけでもこっちは大変やの
に、その上、素敵な彼氏やて。
(はきすてるよ―に言う。)
熊祖権現:ワシの方こそ、ごっつマブい彼女欲しいっ
ちゅーねん!
(ピキッ)
木曽ノ春菜:は?なんやて?あんた!いま何ゆうたん?
こらしめてあげるわ〜♪
(春菜逆エビ)
熊祖権現:ぐほっ!ゆ、許してくれ〜春菜〜!!
うっうそや!ジョークや!
春菜!し、死ぬ〜〜〜!!◇◎○★*※〜!!
(キマッたところで、満足気に)
木曽ノ春菜:まあ、ええわ、堪忍しといたる!
(更にイツ花の願いは続く・・・・。)
イツ花:あっ!そーだ!私は熊祖権現サマのファンなの
で、木曽ノ春菜と別れますように。(はぁと)
熊祖・春菜:とことんふざけとんな!いっぺんいてもう
たろか!!(あきれ顔)
木曽ノ春菜:まったく、自分らの姉弟ゲンカのせいで
みんなええ迷惑してんの全然反省して
へんねんから、あのカマトト女は!
熊祖権現:ほんまや! え――と・・・(エンマ帳の
ようなものを懐からだし筆を取る 。)
太照天昼子、明日付けで死亡と。
木曽ノ春菜:うん。コロッといきよるやろ。
熊祖権現:いきよる、いきよる。あっ!そうや!
太照天昼子、急に中耳炎になる、と。
イツ花:あっ耳いた――い!
(イツ花突如両耳押さえる)
木曽ノ春菜:あんた・・・すごいやんけ・・・。
熊祖権現:ワシもビックリや・・・。(笑)
(しかし、不死身のイツ花は、もちろん翌日ピンピン
して大根とおしめ一緒に洗ってましたとさ!)
おしまい